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アルバトリオン

1d10 (1D10) ＞ 2

アルバトリオン

その部屋の一角、椅子の一つに偉そうに座る姿が一つ

アルバトリオン

豪華絢爛なドレスで、いっそ場違いな衣装にも見えるが

アルバトリオン

取り敢えず茶菓子を食べているので、此処に関連する人物なのは伝わるだろう

アルバトリオン

「気になるものを選べば良いさ」

アルバトリオン

「そう飾っているのだ、自信でもなければ並べまいて」

アルバトリオン

迷う女より視線を外し

アルバトリオン

うむ、とも言わず軽く頷き

アルバトリオン

また偉そうに座り始めた

アルバトリオン

「…ふむ」
角が飾りではないのを目で確認しつつ

アルバトリオン

「まぁそういった"御挨拶"は少し後でも良かろう」

アルバトリオン

「こうも揃っているのだ、そろそろ時間だろうさ」

アルバトリオン

まぁ時計など見ても居ないが、そんなものは見ずとも空気感でわかるというもの

アルバトリオン

「む」

アルバトリオン

「主が呼び手か」

アルバトリオン

「ふむ」

アルバトリオン

資料を手に取る、仮面の先の眼光が鋭く

アルバトリオン

「任せよう」

アルバトリオン

腕を組み足を組み不遜な態度で

アルバトリオン

「喋る猿か」

アルバトリオン

「ふーむ」

アルバトリオン

「それは所謂レネゲイド反応等はあったのか？」

アルバトリオン

怪訝そうに

アルバトリオン

「噂だけでか、成る程平和なものだ」

アルバトリオン

「無視しろとは言わんがまあ、順序もあろうが…まぁいい」
ただどう見てもその他の調査には過剰な人員と思うだけだ

アルバトリオン

「ただの童と見違えただけとしか思えんがなぁ？」
クスクス笑いつつ

アルバトリオン

「まぁいい、任務というのなら受けておこうか」

アルバトリオン

何を誰に言ってるのか、と思いつつ
他に何かないか軽く催促

アルバトリオン

「相分かった」
手を軽く振り

アルバトリオン

これ以上は何もないか、と考え

アルバトリオン

髪とドレスを靡かせて、そのまま外へ

アルバトリオン

何はどうであれ、見もせんものはわからぬと言うものよな

アルバトリオン

middle『双龍行進』

アルバトリオン

1d10 (1D10) ＞ 6

アルバトリオン

「さあな」

アルバトリオン

「鴉のように光物でも好んでいるか」

アルバトリオン

「或いはその行為が癖か」

アルバトリオン

「はたまたただの盗人か」

アルバトリオン

「どうであれ其処にいるのはくだらん盗みに他ならんさ」

アルバトリオン

クク、と
至極どうでも良さげに其方は応え

アルバトリオン

「まぁ調査は難しくないだろう」

アルバトリオン

「先ずは盗まれてみればいい」

アルバトリオン

指を一つ上げて

アルバトリオン

「楽しくなくとも続けるだろう」

アルバトリオン

「苦役であれ、それがすべき事ならばな」
と、言いつつ

アルバトリオン

「まぁアレだ」

アルバトリオン

「適当に荷物に発信機なり、マーキングなりすればいい」

アルバトリオン

「ここの警察はどうにも腰が重いな？」

アルバトリオン

「その程度もしていないのかは、まぁいいが」
困ったものだ、と言いつつ

アルバトリオン

「さて、では何を企んでるかは良いとして」

アルバトリオン

「適当な道具を取り寄せて、準備に取り掛かろうではないか」

アルバトリオン

話は終わりだ、と言うまでもなく立ち上がり

アルバトリオン

「さぁな、鞄にでも詰めておけばいい」

アルバトリオン

「これ以上話す事があるかな？」
ふむ？と疑問を浮かべ

アルバトリオン

「これ以上何を捏ね繰り回す必要があるか、というだけだ」

アルバトリオン

「レネゲイド反応も出ていない、実像もまだあやふや」

アルバトリオン

「ならさっさと誘き出す方法をすればよろしい」

アルバトリオン

「竜であろうと人であろうと」

アルバトリオン

「無駄な事は無駄な事さ」
肩をすくめ

アルバトリオン

「罠か、罠ねぇ」

アルバトリオン

「…まぁいい、腑に落ちぬ個所もあろうて」

アルバトリオン

腰を据えて、使い慣れぬ携帯を取り出し

アルバトリオン

アルバトリオン

『これまでこの盗難に対して捜索を行ったか、あるいはその結果』を調査したい

アルバトリオン

難易度はあるか？

アルバトリオン

わかった

アルバトリオン

3dx+1>=8 (3DX10+1>=8) ＞ 10[2,4,10]+9[9]+1 ＞ 20 ＞ 成功

アルバトリオン

…はぁん、成程

アルバトリオン

「まぁ、組織の連携の鈍さは常か…それはそれとして」

アルバトリオン

「噂もまぁ曖昧で、普通の手段での調査も活きるまい」

アルバトリオン

「仕方ない、現行犯の方が早いな」

アルバトリオン

「そちらの、確か獣の力を扱っていたな？」

アルバトリオン

イルルを仮面の内から視線を向けて

アルバトリオン

「そうか、なら追うのは無しだ」

アルバトリオン

「盗ませる時に探るしかあるまい」

アルバトリオン

「なぁに、あるとしても湯気程度だ」

アルバトリオン

「相手がお目当ての怪物でもなければ、すぐ捕まるだろう」

アルバトリオン

「では早速行くとしよう、風呂場だな」

アルバトリオン

改めて立ち上がり、髪を指で梳き

アルバトリオン

「さて、簡単に捕まればいいのだがな」

アルバトリオン

そのまま足早に退出する

アルバトリオン

1d10 (1D10) ＞ 8

アルバトリオン

「そうか、気配は逃すなよ？」
その様子を怪訝そうに軽く見て

アルバトリオン

流石に濡れては敵わない、適当な場所に座り辺りを見回す

アルバトリオン

しかし奇妙なものだ、確かに人からすればおかしな事件だが

アルバトリオン

このような事件にまで"わざわざ"派遣し、いざ行けばきな臭くなる辺り

アルバトリオン

無駄に勘が良いのか、或いはただお人好しなのやら

アルバトリオン

「…」

アルバトリオン

「まさかそのまんま出るとはな」

アルバトリオン

立ち上がり、警戒

アルバトリオン

「中身の関係は無しか」

アルバトリオン

「喋ったか、じゃあ」

アルバトリオン

「ッチ」

アルバトリオン

…何を言ってるんだか、まぁ嘘も八丁か

アルバトリオン

「森か…発信機も落ちていたそうだな」

アルバトリオン

「まぁいい、此処で暴れては事か」

アルバトリオン

「おい、止めておけ」

アルバトリオン

「日本じゃあ銃でも打てば騒ぎだろう？」

アルバトリオン

「それなら目が無い場所で…ん？」

アルバトリオン

「まだ聞いてるのか」

アルバトリオン

「どうせそんな軽装で走り回るわけにもいくまい」

アルバトリオン

「人は裸体一つにも煩いからな、さっさと追えばいい」

アルバトリオン

「ああん？」

アルバトリオン

「言わずもがな」

アルバトリオン

ドレスを広げて

アルバトリオン

「他の組織か？それとも今居ない夢見か？」

アルバトリオン

「まぁいい」

アルバトリオン

「ああそう、じゃあ」

アルバトリオン

「新手か？」

アルバトリオン

「…ふむ」

アルバトリオン

「猿と童か」

アルバトリオン

「存外親切だな、ありがたい」

アルバトリオン

「今じゃあ色々困るな」

アルバトリオン

「何処のお方かな、UGNという訳じゃあないだろうが」

アルバトリオン

「ゼノス？ほぉ」

アルバトリオン

「殺気などはないさ」

アルバトリオン

「ただ奇妙でね」

アルバトリオン

「この猿は保護なりしない、という事は」

アルバトリオン

「嘘か、或いはこの猿はRBではないと？」

アルバトリオン

「些か矛盾があるように思えてね、其方も有名だろう？」

アルバトリオン

「ははぁ」

アルバトリオン

「交渉？交渉か」

アルバトリオン

「と、なると」

アルバトリオン

「本命があるんだな？」

アルバトリオン

「良い、まぁそう言う事もあろう…」

アルバトリオン

「で、RBか？或いは物品か？」

アルバトリオン

「或いは山、とでも？」

アルバトリオン

「おっとすまない」

アルバトリオン

「些か思った以上に案件が転んでね」

アルバトリオン

「やっと仕事らしくなってきたのだ…と」

アルバトリオン

「…ほほう？」

アルバトリオン

「わかった、ではまぁ」

アルバトリオン

【精神】で判定できるか？

アルバトリオン

わかった、じゃあ

アルバトリオン

4dx+1>=8 (4DX10+1>=8) ＞ 9[4,4,6,9]+1 ＞ 10 ＞ 成功

アルバトリオン

「………………ふむ」

アルバトリオン

「…ほう、ほう？」

アルバトリオン

「殊勝だな、それで…」

アルバトリオン

「ああ、言われてしまったな」

アルバトリオン

「よもや、アレか」

アルバトリオン

「ウロボロスの猿の群れでも恐れている、とか？」
冗談めかして

アルバトリオン

「クク、無いとは言えまいて」

アルバトリオン

「現にカケラ程度でもこの猿は宿しているしな」

アルバトリオン

「ははぁ、成程」

アルバトリオン

「つまり、そちらの目的は」

アルバトリオン

「その強大なウロボロスの根源か」

アルバトリオン

「…うむ、分かりやすい」

アルバトリオン

「因みに、その調子だと目的は破壊かな？」

アルバトリオン

「良い良い、隠されるよりもやりやすいものだ」

アルバトリオン

「…まぁ、その反応がジャームかは未確認情報だが」

アルバトリオン

「覚醒を促す汚染物質、であるのならば見逃す事は適うまい」

アルバトリオン

「良い、少なくとも実例はあるのだしな」

アルバトリオン

「ともすれば、さっさと見つけて協議する方が良いな」

アルバトリオン

「お互い、被汚染物質が増えて嬉しいわけでもない」

アルバトリオン

「まぁ猿に関しても汚染を受けた以上、回収させておこうか」

アルバトリオン

「良い良い、そういう事なら話が早くて有難い物さ」

アルバトリオン

「ゼノスからすれば、天敵が増えるようなものであるからな」

アルバトリオン

「今回はそれが、我々にとっても適さぬ物だったそうだが、はて」

アルバトリオン

「…ああそうか、アレもRBか」

アルバトリオン

「広義の意味では"処分者"か」

アルバトリオン

「場にあっているな、さようなら"隠亡"よ」

アルバトリオン

…さぁて、そういう事ならまた別の仕事か

アルバトリオン

「随分はだけているものな、装備も無いらしい」

アルバトリオン

「さて、じゃあ」

アルバトリオン

「取り敢えず報告するとして」

アルバトリオン

「誰がその猿を保管するつもりだ？」

アルバトリオン

「良いのか？」

アルバトリオン

「まぁいいが、お前はそうさな」

アルバトリオン

「"情"が湧きそうなタイプに見える」

アルバトリオン

「今朝から話をしている分には、少々不安があるぞ？」
そうだ、此処で任務に就いてからの違和感だが

アルバトリオン

「手放せない、というのだけは避けて欲しい」
「それは言っておこう」

アルバトリオン

「お前は随分、本能的に明るいのでな」
仮面の先の眼光を突き刺す

アルバトリオン

「同種の情報"体"らしいといえばらしいが」

アルバトリオン

「その分、仕事という在り方はまだ学んでいるのであろう？」

アルバトリオン

「それは奇怪だな」

アルバトリオン

「竜、というものは個の象徴的な生き様だろう」

アルバトリオン

「番でも作ったのなら、まぁわかるがね」

アルバトリオン

「あり方として、己をまるで群れの長に備えているのか…或いは」

アルバトリオン

「"お人好し"なのかな？」

アルバトリオン

「…おっと」

アルバトリオン

「些か人間に離れた事をさせてしまったな…」

アルバトリオン

「穏当に、生存圏に戻るとしよう」

アルバトリオン

「ああ、すまないすまない」

アルバトリオン

「どうにも、所謂"同輩"としての、気掛かりだったのでね」

アルバトリオン

「まぁいい、口煩いのは外では似合うまい…」

アルバトリオン

ドレスを靡かせ、髪を広げた後

アルバトリオン

そのまま温泉の方へ戻っていく